以下、セールスライティングを学ぶうえで大変役立つ参考図書を紹介しておきます。中にはマイナーな書籍もありますが、いずれも歴史に残る名著だと僕は思っていますので、機会を見つけてぜひ読んでみてください。とりあえず5冊ほどご紹介しますね。
■影響力の武器[第二版](ロバート・B・チャルディニー著/誠信書房)
言わずと知れた社会心理学の名著です。本書では「返報性」「コミットメントと一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」という6つのキーファクターを通じて、「なぜ人は動かされるのか?」について詳細に語られています。人を動かす文章を書くには、その心理を知ることが不可欠です。未読の方は続編の「実践編」と併せてお読みください。
あ、そうそう。
違った意味でこの本も参考になります。
コチラはとくにおすすめしませんが・・・
■10倍売る人の文章術(ジョセフ・シュガーマン著/PHP研究所)
これも有名な本です。著者は文章ひとつでサングラスから小型飛行機まで売ってしまう名コピーライターであり、ダイレクトマーケティング界の伝説の人物。その著者が自身のセールスライティングのノウハウについて解説したのがこの1冊です。「通販生活」の販売コピーにシュガーマンのノウハウは通じるところがありますね。カタログハウス社長の斎藤駿氏はアメリカの通販をよく研究されていた方のようなので、シュガーマンの影響を受けているのかも?
ちなみに、シュガーマンのコチラの著書は先の「影響力の武器」に触発されて書かれた1冊のようで、ある意味、オマージュですね。
通販広告といえば、箸やすめにこんな本もあります。バカバカしい通販広告の博覧会みたいな本です。「背をぐっと高くする機械」「空手の通信講座」「面白いほど速く泳げる水泳手袋」とか、かなり笑えますよ。今と違って、あらゆる意味で昔の人の懐の深さを感じます。
■究極のセールスレター(ダン・ケネディ著/東洋経済新報社)
これまた有名な本です。実はこの本が日本で出版される半年くらい前、僕は洋書ペーパーバックを買って英和辞書と格闘しながら泣きながら読んでいました。そして、半ばイヤになって途中で挫折しかけていた頃です。この本の翻訳本が発売されたのは。それ以来、洋書ペーパーバックを買って読むなどというムダな努力はやめました。ちくしょー、時間を返せ!
著者は言わずと知れたダイレクトマーケティングのグルであり、根っからのセールスマンなんでしょう。ひたすら文章でモノを売ることにフォーカスした1冊です。個人的にはユーモアとウィットに富んだ語り口も好きです。
でも、やっぱりこの人の本といえば、僕はコレです。
セールス文章とは関係ないですけど、読むと、胸がスカッとするし勇気をもらえます。
■ザ・コピーライティング(ジョン・ケイプルズ著/ダイヤモンド社)
正直、ページ数が分厚くて内容もギッシリなので読むのに相当な気合いと根性が必要です。お値段も高めです。だけど、セールスライティングの手引書として一生手元に置いて使えるという点では、とても有益な1冊です。実は、この本は今から40年以上も前に誠文堂新光社という出版社から出版されていたのですが、あえなく絶版。入手困難な幻の1冊になっていました。なので、これまた仕方なく洋書で買おうと思ったのですが、血迷わなくて良かったです。こうして新装版の翻訳本が出版されたんで。気合いと根性のある方はどうぞ!
■文章は接続詞で決まる(石黒圭著/光文社社)
セールス文章には直接的に関係ないですが、文章構成を接続詞から考えるというアイデアには目からウロコでした。長い文章を書いていると、途中で何を書いているのか迷子になってしまいがちですが、そんな状態をうまく回避するためにも必読の本だと思います。例えば、「○○の作り方」という文章の場合は、以下の接続詞につながる文章を考えれば途中で脱線することもなくなるでしょう。箇条書きではなくて、きちんとした文章として人に伝えるためには、やはり接続詞の使い方が重要であると改めて認識させてくれる1冊です。
まず、・・・
つぎに、・・・
それから、・・・
ここで、・・・
そして、・・・
最後に・・・
セールス文章に役立つ本はまだまだありますし、ご紹介したい本もたくさんあるのですけど、挙げ出すと切りがないので、とりあえず今日のご紹介はここまでとします。次回は「Comingsoon!」ということで。
0 件のコメント:
コメントを投稿